政府が29日に公表予定の「AI戦略」の概要が日経新聞で報じられ明らかになりました。

 

AIに関する知識や技術の普及の大幅な遅れが深刻化しており、2020年末にはAIの知識を持つ人材が30万人不足する見込みであるとのこと。

そんな状況の中政府が掲げる戦略は「全大学生にAIに関する初級教育を義務化すること」。大学生にとっては必須科目の授業が一つ増えるかなり大掛かりな舵取りになっていますが、いつからこのAI教育が開始されるのか?全学生に教育する意味があるのか?などの疑問もあるかと思います。

 

今回は日経新聞の全文からこれらの疑問についてまとめてみました!

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AI初等教育とは?

人口知能(AI)を使いこなせる人材を年間25万人輩出するために、全大学生および高等専門学校生(高専)にAIに関する初歩的な授業を必須科目にすることと、さらに専門的かつ高度な知識・技術を学ぶための専門コースを設置することです。

 

日本の大学生と高専の生徒の総数は毎年50万人に程度で、初等教育は全員に課せられるものですが、そこからさらに機械学習のアルゴリズムを学ぶ「ディープラーニング」を習得したり、「AIと心理学」や「データサイエンスと心理学」などAIを経済や人との関わりに活用するカリキュラムを学び、仕事に活用できる人材を25万人輩出するという計画です。

 

また、学生だけではなく社会人の学び直しも出来る仕組みも導入されるとのことです。大学に設置された専門コースに、政府から費用を一部支援を受けながらカリキュラムを受けることが出来るそうです。

いつからAI初等教育が開始される?

いつからAI人材教育が開始されるかは、まだ現段階で明言されていませんが、2022年までに大学に専門コースを設置する予定となっているため、全学生が受ける初級教育はもう少し早く開始されるのではないでしょうか?

 

今月29日に政府の統合イノベーション戦略推進会議で公表される予定ですが、少なくとも来月から導入される可能性は低いと思われます。

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世間の反応・意見は?

文系とも理系とも言えない未知なる分野の科目が必須になることに、抵抗の声はやはり多いようです。

 

また、機械的で複雑なイメージがあるのか「必須科目にするには難しすぎるのでは?」「その前に統計やパソコンを教えてくれ」などといった不安の声もあります。

 

さらに、「教えられる人はいるの?」という声も多く上がっています。全大学生の必須科目にするとなると、どの大学にも講師が必要でその人数は計り知れません。

 

確かに、AI初等教育を開始する前に教えられる人を相当数確保して教育しなければいけませんね。

まとめ

AI初等教育とは、全大学生と高専の生徒が必須科目としてAIを学ぶことで、2022年までには開始されるということです。

大学に専門コースを設置したり、教える人を確保したりと準備しなければならないことが多い為、来月から早速導入される可能性はなさそうですが、早ければ来年から始まるのかもしれませんね。

29日に行われる統合イノベーション戦略推進会議でどのような発表があるのか楽しみです。

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