昨日(5月12日)の夕方ごろ、ベテラン俳優の佐藤浩市さんが、自身が出演した実写映画「空母いぶき」での役についてのコメントが不適切だと大炎上しました。

 

まず有名作家の百田尚樹氏と幻冬舎社長の見城徹氏が、Twitterで痛烈な批判ツイートを連投するとそれに追従するようにネット民から怒りのツイートが巻き起こりました。

 

佐藤浩市さんがどのようなコメントで国民の怒りを買ってしまったのかは、こちらの記事で詳しく記載しました。

佐藤浩市 「空母いぶき」インタビューでの炎上コメント【詳細】

 

今回はTwitterで特に多かった「安倍総理の難病(潰瘍性大腸炎)を揶揄しているようで許せない!」という意見について詳しく述べていきたいと思います!

Sponsored Link

佐藤浩市「空母いぶき」インタビュー【記事全文】

 

冒頭で「最初は絶対にやりたくないと思った(笑)」「体制側の役を演じることへの抵抗が、僕ら世代にはまだ残っている」と前置きした上で、「僕が演じるなどういう風にアレンジできるか」を監督やプロデューサーと相談しながら役を演じたそうです。

 

そして監督・プロデューサーと相談した結果、「少し優柔不断で、どこかクジ運の悪さみたいなものを感じながらも、最終的には日本を変えていく総理」というキャラクターで行くことになったそうです。

 

さらに、「ストレスに弱くてすぐにお腹を下してしまう」「下痢に備えて漢方ドリンクの入った水筒を持ち歩く」という設定も追加しました。

安倍総理の難病・潰瘍性大腸炎を侮辱!?

安倍首相がモデルか

安倍晋三首相は中学生の時に患った「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」を今もなお抱え、その病魔と闘いながら日本のリーダーを務めています。

 

潰瘍性大腸炎は国が定めている指定難病で、死に至る可能性も十分あると言います。主な症状は腹痛と下痢。また場合によって嘔吐発熱貧血を引き起こすこともあるそうです。
麻生太郎副総理によると、安倍総理の難病の状態はかなり悪いそうで、最悪の事態も考えなければならないとのことです。

 

そして、そんな安倍総理は腹痛・下痢に備えて自前の水筒を常に持ち歩いています。漢方ドリンクではありませんが、中身は白湯だそうです。

 

「お腹が弱くてすぐに下痢を起こす」「マイボトルを持参している」このあたりの設定が、難病に苦しむ安倍首相と全く同じであることが「揶揄している」と言われる原因の一つとなっているようです。

 

しかし、ただ安倍総理をモデルにしているだけでは「揶揄している」「侮辱している」とまでは言われないはず。

これはインタビューコメントの冒頭で「最初は絶対にやりたくなかった(笑)」というネガティブな気持ちで、「相談して役柄をアレンジした」という部分がいい加減さを感じさせ、白熱してしまったのだと考えられます。

Sponsored Link

世間から人格を疑う声が…

これについての世間の燃えっぷりはまあ凄まじいもの。佐藤浩市さんは演技も人柄も好評だったために、余計に落差を感じさせたのでしょう。

「がっかりした」「そんな人だとは思わなかった」という意見が非常に多上がりました。

 

かなり多くの人が、今回の佐藤浩市さんの役柄を難病で苦しむ安倍総理に結び付け、「揶揄している」「侮辱している」と感じていることが分かりました。

 

佐藤浩市さんにその意思が本当にあったかどうかは定かではありませんが、多くの人がそう感じる以上、このキャラ設定やインタビューでのコメントには配慮が足りなかったと言わざるを得ないかもしれませんね。

Sponsored Link

安倍総理や難病を揶揄していないの声も

 

一方で、インタビュー記事を読んでも「全然揶揄していない」と感じる人も多く、「結びつける方が難病を揶揄している」という意見も多く目立ちました。

 

 

インタビュー記事をよく読んでみると、佐藤浩市さんが「最初はやりたくないと思った」といった理由は、いわゆる“体制側”の役を演じることに抵抗感があったからだということ。

 

これは、野球で例えるならピッチャーが「あのチームは苦手だから登板したくない」と思ったり、お笑い芸人が「バラエティのひな壇よりも舞台で漫才がしたい」というような、長年の経験があるこその“こだわり”に近い部分だと思うのです。

 

そして「ストレスでお腹を壊しやすい」「漢方入りのマイボトルを持参している」というキャラを付け加えたのは、“総理大臣”という強靭なメンタルとオーラを持っていて、お堅いというイメージを持たれやすいため、“弱さ”という属性を加えることで人間味を持たせるためにされたことだとも受け取れます。

 

最終的に、佐藤浩市さん演じる垂水総理は、そういったストレスを乗り越えて職務を全うするので、“弱さ”という属性は必要不可欠であると言えます。

 

確かに「漢方入りの水筒を持ち歩いている」という点では安倍総理と一致し、役全体で見ても安倍首相と似通っている点はあるかもしれません。が、それで「安倍総理や難病患者を侮辱している!」と佐藤浩市さんを叩くのは早計だという意見にも納得は出来ます。

 

私の個人的には、難病患者の尊厳を守るような主張するのであれば、佐藤浩市さんの尊厳を踏みにじるべきではない。と思いますがね。

Sponsored Link