2015年9月に始まったHIP HOP番組『フリースタイルダンジョン』も、放送から3年半以上が経ちました。

 

初代モンスターが1年10ヵ月ほど就任し、2代目モンスターに変わってからももうじき2年が経とうとしています。そのためSNSではそろそろ3代目モンスターに変わってもおかしくないんじゃないかという声が上がり、新モンスターを予想する声も多くあります。

 

私もフリースタイルダンジョンのファンの一人として3代目モンスターを予想してみました。

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フリースタイルダンジョンとは?

MCバトルで、「チャレンジャー」と呼ばれるラッパーが、賞金を獲得すべく「モンスター」と呼ばれる凄腕ラッパーたちに戦いを挑む番組です。

 

MCバトルとは、簡単に言えば1対1のラップバトルのことです。DJが流す曲に合わせながら韻を踏み、相手をディスったり時にはリスペクトしたりして、想いや魂をぶつけ合う競技と言えます。

 

フリースタイルダンジョンの大まかなシステムは、1人のチャレンジャーがモンスター4人とラスボスに戦いを挑むもの。見事全員倒すことが出来れば賞金100万円を獲得することが出来ます。

ただ、モンスター1人を倒すと賞金10万円、2人倒すと賞金20万円、3人倒すと賞金30万円、4人倒すと賞金50万円がチャレンジャーの手に渡り、リタイアすればその時点で獲得した賞金をゲットすることが出来ます。ただし、モンスターに負けてしまうと敗退となり、その時点で獲得した賞金は没収されてしまいます。

 

「モンスター」と呼ばれる凄腕ラッパーは6人いますが、そのうちの4人は誰が選ばれどのような順番で行くかはチャレンジャーには知らされません。

 

勝敗は5人の審査員が判定します。
バトルが終わった時点で、チャレンジャーの青ボタンかモンスターの赤ボタンを押し、多かった方の勝利となります。

バトルは3本勝負の2本先取した方の勝ち。ただし、審査員5人が満場一致で青ボタンか赤ボタンを押した場合、「クリティカルヒット」となり、その時点で勝負が確定します。

 

番組が始まってから約3年半が経ちますが、過去にモンスター4人とラスボスの計5人を倒して賞金100万円を獲得したチャレンジャーは晋平太Lick-Gニガリa.k.a赤い稲妻の3人だけであることから非常にハードルが高いことが伺えます。

 

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初代モンスター

モンスターサイドは、「モンスター」と呼ばれる凄腕ラッパー6人とラスボスの計7人で構成されています。

「モンスター」は初代の6人が2015年9月~2017年7月まで就任し、2017年8月からは2代目の6人に総入れ替えしました。

ラスボスは般若が開始当初から2019年5月15日の放送日まで就任しましたが、この放送日を最後に引退し、2代目ラスボスはR-指定が就任することに決定しました。

T-PabLow

本名:岩瀬達哉

活動名:ティー・パブロウ

出身地:神奈川県川崎市川崎区

生年月日:1995年11月3日

年齢:23歳

年に2回行われる高校生のラップ全国大会『BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権』の第1回・第3回大会を優勝した実力者。
本人のラップの中で度々語られますが、母子家庭で幼い頃は貧しかったこと。学生時代は不良で少年院に入っていたこと。さらにストリートでラップの活動を続け、全国を放浪したりニューヨークへ渡米した過去があるなど、かなりの苦労人であることが分かります。

現在はヒップホップグループ『BAD HOP』と、ヒップホップユニット『2WIN』のメンバーとして、若手のHIP HOP界を牽引しています。

サイプレス上野

本名:上野恭輔
出身地:神奈川県横浜市
生年月日:1980年8月9日
年齢:38歳

ユーモアのあるラップが特徴的で、初代モンスターではエンターテイナーとして番組を盛り上げました。
横浜高校出身で松坂大輔投手とは同級生。高校時代は甲子園で応援団長を務めていたそうです。

現在はヒップホップグループ『サイプレス上野とロベルト吉野』のメンバーとして、日本のHIP HOP界を盛り上げています。

DOTAMA

本名:福島数馬

活動名:ドタマ

出身地:栃木県佐野市

生年月日:1984年11月19日

年齢:34歳

容赦ない罵倒と巧みな揚げ足取りから、ついた異名が『ディスの極みメガネ』。さらに自身でも「ギャグラップ」というように、面白おかしく相手を馬鹿にし観客を笑わせるスタイルも特徴的です。

また、即興で韻を踏むスキルや早口でも噛まない滑舌の良さなどラップの腕前もあり、2017年末にはラップバトルの全国大会『UMB GRAND CHAMPIONSHIP』で悲願の初優勝を果たしました。

サラリーマンとの2足のわらじで活動していたことも有名でしたが、2012年に当時27歳まで勤めていた会社を辞め脱サラ。しかしラッパーにそぐわないスーツでラップする姿は未だに健在です。

CHICO CARLITO

本名:不明

活動名:チコ カリート

出身地:沖縄県那覇市

生年月日:1993年

年齢:25歳or26歳

どんなビートが来ても心地よく音に乗せるグルーブと、変幻自在なフロウが特徴的なラッパー。頭が良く、要所要所に打ち込むディスが際立って見えることもあります。

上手さと強さを兼ね備え、2015年末には当時22歳(?)の若さでラップバトルの全国大会『UMB GRAND CHAMPIONSHIP』で優勝。決勝でDOTAMAとの熱戦を制しました。

漢 a.k.a GAMI

本名:川上 国彦

活動名:かん エーケーエー ガミ

出身地:新潟県長岡市 (育ちは東京都新宿区)

生年月日:1978年6月7日

年齢:40歳

HIP HOP界の大物でみんなの頼れる兄貴分。約20年間MCバトルの現場で戦い続けるベテランで、ラップバトルの全国大会『KING OF KINGS』を作った「9SARI GROUP」の代表でもあります。

フリースタイルダンジョンでは「ミスターフルボッコ」の二つ名を持ち、チャレンジャーをコテンパンに叩きのめすスタイルが特徴的です。

R-指定

本名:野上恭平

活動名:アールしてい

出身地:大阪府

生年月日:1991年9月10日

年齢:27歳

現在の日本のラップバトルシーンでは誰もが認める最強ラッパー。ラップバトルの全国大会『UMB GRAND CHAMPIONSHIP』を3連覇。UMB大阪大会では5連覇を果たすという実績を誇り、27歳の若さでレジェンド入りを果たしています。

ラップバトルでは重要な要素となる韻、バイブス、フロウ、パンチラインの全てがトップレベルの腕前を持っており、フリースタイルダンジョンでは2019年5月15日放送で引退となった般若に代わり、2代目ラスボスとしてチャレンジャーに立ちはだかります。

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2代目モンスター

上述した6人の初代モンスターに代わり、2017年8月から就任したモンスターたちです。

裂固

本名:塚田泰斗

活動名:れっこ

出身地:岐阜県揖斐川町(いびかわちょう)

生年月日:1997年6月24日

年齢:21歳

2016年に第9回高校生ラップ選手権で優勝を果たし全国に名を広めました。フリースタイルダンジョンでチャレンジャーとして出場した際のT-PABLOW戦も名シーンの一つとして語り継がれています。

裂固もT-PABLOWと同様に母子家庭で育ち、驚きの貧しいエピソードを持っている苦労人。高校進学を断念し、寿司屋で毎日バイトしながら高校生ラップ日本一となった努力家で、売れるようになった今も岐阜から上京し実家のために稼いでいる家族想いな一面もあります。

相手が踏んだ韻を踏み返す即興のライミング技術や、早口やフロウの変化も自在にできる技巧派。優しい顔に合わない強烈なディスをぶつけることもあり、年の離れたベテランには貫録で劣るものの同年代相手には部類の強さを誇っています。

ACE

本名:不明

活動名:エース

出身地:ブラジル (育ちは東京都新宿区)

生年月日:1990年3月17日

年齢:29歳

リオ五輪のCMソングに抜擢されたりバラエティ番組に時々出演したりしているため、ラップに詳しくなくてもACEの存在を認知している人も多いようです。ルックスやラップのスタイルが日本人が想像するラッパー像に一番近い人物と言えるかもしれません。

ラップの上手さやバトルの強さは本物で、2015年には年間11大会優勝という快挙を成し遂げています。

フリースタイルダンジョンではチャレンジャーや隠れモンスターでの出演が多数あり、2代目モンスターに就任する前から番組との関りが強かった印象があります。

崇勲

本名:すぐる(名字・漢字は不明)

活動名:すうくん

出身地:埼玉県春日部市

生年月日:2月13日

年齢:35歳or36歳

お茶目な性格でギャグラップが崇勲のラップスタイルです。見た目やキャラから「可愛い」と言われ、それをラップのスタイルに取り入れようと試みるも失敗するという、そこがまた可愛らしいですね。

しかし、そんな可愛くて面白い崇勲もバトルは強く、2015年にラップバトルの全国大会『KING OF KINGS』で優勝しました。さらに、2016年にフリースタイルダンジョンでチャレンジャーとして出演した際には、4人目に現れた最強のモンスター・R-指定をクリティカルヒットで撃破しラスボス般若戦に到達しました。(般若には敗戦)

2代目モンスターでは敗戦が続いて苦しんだ時期はあるものの、確立した個性で番組を盛り上げてきました。

輪入道

本名:不明

活動名:わにゅうどう

出身地:千葉県千葉市検見川

生年月日:1990年2月7日

年齢:29歳

強面でデンジャラスなスタイルはヤンキーそのもの。しかしその怖さや熱さがそのままバトルの強さになっていて相手を力負けさせる印象があります。

しかし見た目やバトルは怖いものの、人間としての器量の大きさや人の良さがにじみ出ており、それがラップを通して伝わってくるため人間性を知ると好きになるファンは多いようです。

また怖さと熱さで圧倒するだけではなく、即興のライミング技術や自由自在なフロウ、さらに相手のスタイルに応じて自身のスタイルも変えられるなど、バトルの引き出しが非常に多い器用な面もあります。

呂布カルマ

本名:不明

活動名:りょふカルマ

出身地:大阪府淀川区 (中学から愛知県名古屋市天白区で育つ)

生年月日:1983年1月7日

年齢:36歳

とにかく口喧嘩が強く、論理的に相手を打ち負かす攻撃型のラッパー。論破しにかかるような正論に言葉の重みが加わるため、一撃のディスの破壊力が凄まじいのが特徴的です。

UMBやKOKなどの大きな大会ではいいところまでは行くものの優勝までなかなか手が届かなかった呂布カルマは、2019年のKOKで悲願の初優勝を果たしました。

フリースタイルダンジョンでチャレンジャーとして登場した時は、圧倒的な強さで4人目のモンスター・R-指定戦まで上り詰めるものの、R-指定の強さが一段上回り、バトル途中で「コイツ強い。もうダメだ」と潔くサレンダーする場面もありました。

そんな芯が太くて男らしいところが、バトルの強さの根底にあるのだと思います。

FORK

本名:田中貴之

活動名:フォーク

出身地:神奈川県横浜市

生年月日:1980年3月11日

年齢:39歳

「ライム至上(押韻)主義」を掲げる韻に特化したラッパー。ライミング以外のフロウやバイブス、キャラ作りなどは「興味ない」とし、とにかく韻を踏むことにこだわり続けた結果誰も真似出来ないようなライミングスキルを身に付けた超人です。

20代の頃までは「韻の数」にこだわり、圧倒的なライミング数で2006年のUMBを優勝。その後はバトルを引退するものの2017年にフリースタイルダンジョン出場を機に復活しました。

相手の踏んだ韻を踏み返す即興ライミング、長い文字数の韻を踏む技術、短い韻をテンポ良く入れる技術、メッセージ性を崩さず韻を踏む技術、そして何といっても「文字起こしして後で気が付くライム」に、観客や視聴者は毎回興奮させられます。

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3代目モンスターは誰だ!?(予想)

2代目モンスターはどのように選ばれた?

フリースタイルダンジョンのオーガナイザー・Zeebraによると2代目モンスターはZeebraと初代モンスターで話し合って決められたそうです。

 

フリースタイルダンジョンの収録終わりにZeebraと初代モンスター全員でミーティングを行い、1人に3人ずつ新モンスターに相応しいラッパーを挙げたとのこと。そして票数が多かったラッパーをピックアップし、その中からタイプに偏りがないように当てはめていったようです。

 

属性で言うと……光属性と闇属性があるとしたら、あんまり闇ばっかりでもなぁみたいな感じに考えて。あとは世代感もあるし。そういうことを意識してハメていきました。

例えば、(サイプレス)上野がジョーカーみたいで攻めづらいポジションだとしたら、ああいう感じでユーモアがあるやつがいたほうがいいってことで崇勲を選んだり。厳密に言うと上野と崇勲って違うんですけど、同じような役割を担ってくれそうっていうところがポイントになってて。ほかにも、漢やT-Pablowが持ってる不良っぽさとかヒリヒリとしたところは、輪入道とか呂布(カルマ)が出してくれるかな、とか。そういう風にバランスを考えましたね。

引用:Zeebraに聞く「二代目モンスター選考秘話」

 

 

2代目モンスターの選定で重視していたポイントは、「現モンスターからの推薦」「属性(タイプ)のバランス」と「世代感(年齢)のバランス」だったことが分かります。

イカつくてパワフルなラッパーだけで偏ってもダメだし、30代のベテランばかりが集まってもダメ。デンジャラスなラッパーもいれば、ユーモラスなラッパーやテクニカルなラッパーもいて、年齢も若手から中堅・ベテランまでいる。そんな感じですね。

 

ちなみに、裂固は初代モンスターの中で満場一致、さらに呂布カルマの票も多かったみたいです。

 

モンスターの選考基準(推測)

これはあくまで私の個人的な推測ですが、上述した「現モンスターからの推薦」「属性(タイプ)のバランス」「世代(年齢)のバランス」以外にも3代目モンスターに選ばれるのに重要な条件はあると考えています。

・特番(年末、年始、ブラックモンスター)などの出演頻度が高い
・チャレンジャーとしての出演回数が多い
・ここ最近(2018年以降で)の番組出演回数が多い
・ラスボス般若戦を経験している
・視聴者からの人気度が高い
・オファーを受けそう

上3つは、要はどれだけ番組と関りが深いかということです。初代モンスターの時には出演頻度が高かったけど、最近(2018年くらいから)全く出演していないというラッパーは、選ばれにくいかな?と個人的には考えています。
輪入道やACEは初代モンスターの時に出演率が高く、半分準レギュラーみたいになっていたことが選定理由になっていたそうです。

そして、ラスボス般若戦を経験してるラッパーは選ばれやすい…というより、自分がもしZeebraなら選びたいかなと思います。理由は、一度チャレンジャーとしてラスボス戦まで上り詰めた人って、もうチャレンジャーとしてオファー出し辛いと思うのです。視聴者も同じチャレンジャーで2度目のラスボス戦は、正直そこまで見たくないんじゃないのでしょうか。なので、モンスター側に回ってほしいと考えると思います。

さらに、世間から人気のあるラッパーは視聴率を考えても選ばれやすいのではないでしょうか。最近「Battle of Black MONSTER」に出演したSAMやIDはかなり株が上がっていましたね。

また、意外に重要な点としては、本人がオファーを受けそうかどうかというところです。例えば昨年ダンジョンを制覇したLick-GはMCバトルを既に引退しています。なのでどんなに諸条件をクリアしていてもモンスターのオファーを受ける可能性は低いと言えます。

新モンスターの候補者一覧

以上のことを踏まえると、私は以下のラッパーのたちの中から3代目モンスターとなる6人が選ばれるのではないかな?と思います。

晋平太
SIMON JAP
NAIKA MC
CIMA
Peko
ふぁんく
SAM
ID
MC☆ニガリ a.k.a 赤い稲妻
ミステリオ
じょう
Novel Core
9for
HARDY

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結論・3代目モンスターはこの6人!?

以上のラッパーから、最終的に3代目モンスターに選ばれる可能性が高いと思うラッパーは以下の6人だと結論付けました。再三言いますが、個人的な推測です。

 

SIMON JAP (39)
NAIKA MC (36)
ふぁんく (29)
ID (24)
SAM (24)
じょう (22)

 

右の数字は年齢です。平均年齢は2代目に比べると少し若いかな?と思いますが初代とはさほど変わらないと思います。

 

属性(タイプ)も良い感じにバラついていると思います。SIMON JAPの危険な感じはT-PABLOWや輪入道と同じで、年齢的にも漢やFORKと同じタイプだと言えます。
サイプレス上野と崇勲のようなユーモラス系はふぁんく。DOTAMAや呂布カルマのようなコテンパンに叩きのめす系はNAIKA MC。ACEの外国人属性とCHICOのグルーブ属性をIDが引き継ぎ、年齢は若いがFORKのようなテクニックと人気をSAMが引き継ぐような感じです。そして裂固に継ぐ若手枠はじょうです。

 

SIMON JAP、NAIKA MC、じょうはラスボス般若戦を経験している上に、FSDではチャレンジャーや特番での出場回数が多いことから、少なくとも3代目のオファーが行く可能性は高いと推測します。

 

個人的には晋平太が入ってほしいですが、晋平太とR-指定を倒してダンジョン制覇できるチャレンジャーはいない気がするので、戦力的なバランスを考えると厳しかなと思います。

まとめ

まだ2代目モンスターが卒業すると決まったわけではありませんし、するとしてもいつ頃するかは分かりません。しかし、もし3代目に変わるとしたら2年が経つ7,8月頃ではないのかなと思います。

 

出来るだけ私情を排除し、様々な観点・条件からSIMON JAP、NAIKA MC、ふぁんく、ID、SAM、じょうの6人が3代目モンスターに近いのではないかなと考えています。

 

何人あたるのかが非常に楽しみです。

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